航空部が好き!

慶應義塾大学OG(1992 年卒業)   松村恵子(旧姓田中)

 先日、関東学連OB・OG会主催の航空部女子会に参加してきました♪航空部OGのカジュアルな同窓会かと思いきや、もっと壮大な会でした!女性が空を飛べなかった時代がある、女性航空界(グライダーに限らず)を活性化させたい、航空業界で働く女性を増やしたいというようなお話まで。分刻みの盛り沢山のコンテンツ、懐かしい面々との再会も多々あり、ご準備いただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

 思えば私が航空部に入部したのは昭和63年、妻沼はまだ旧宿舎+かど屋さんの時代。伝説のウインナー6やハム4リアル体験者であります(笑)。宿舎建て替え期間中は公民館やハンバ、K様宅などにお世話になり、いざ新宿舎完成!女子風呂がある!女子トイレがある!感動は忘れません。

 入部は男女雇用機会均等法から数年後。各大学女子部員が増え、女子部員の扱いに試行錯誤した時代でもありました。同期が多くて女子部屋では憧れの先輩は誰か?などの女子トークで盛り上がり楽しかったです。慶應女性初の学年一初ソロ、慶應初の女性リトリブマン、慶應初の女性選手、慶應初の女性主務、慶應女性初の全国大会1000点キックなど女性初を刻んでいきました。数年後、数十年後には女性ウインチマン、女性主将が誕生します。その時代時代での役割がありますね。

 海外フライト面では3回ナロマインへ。大学3年4週間、4年2週間、社会人2年目10日間。大学3年で300㎞飛んだ後は日本女子記録が目標となります。3回目の渡豪で直線距離と目的地距離の日本女子記録を樹立。この記録は自己肯定感を高めてくれ、のちのグライダー婚にもつながります。

 今は各業界女性が元気です。試合に出るのも当たり前になりました。どうか安全第一で航空部を楽しんでほしいと思います。先日の会で櫻井さんが学生時代は9㎞圏外出るのも怖かったお話をされてましたが、私もびびりで安全率が×1.3ならさらに安全率をかけてしまうタイプでした(幼き頃は「石橋を叩いても渡らない」と言われた程)。試合でゴール高度が高すぎて恥ずかしかった…(笑)。

関東学連女子会の後、慶應卒業生送別会にも参加してきました。数十年ぶりの参加でした。そこには変わった事と変わらない事がありました。脈々と受け継がれた伝統、そして、居場所。数年ぶりで参加しても「女帝」キャラを求められる私。ええ、求められればやりますとも(笑)。ここにも私の居場所があったんだと再認識。そう、航空部は一生ものです。

私は航空部が好きです。自分に居場所をくれた航空部が好き。いろんな事を教わりました。それ以降の人生の糧となっています。もう30年近く飛んでいませんがこれからも航空部を応援していきます!

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